プロボウラーの大半はボウリング場に所属している。
投げる以外の仕事が多いのが現状である。
フロント、プロショップ、LTB、レッスンなど。
最近思う事。
全てに対して今一つ知識が足りない気がする。
自分はあまりフロントはしていない。
仕事の大半はLTB、レッスン、プロショップだ。
この歳になって自分が今まで培って来た知識だけでは手詰まりになったというか、もうワンランク上に行かなければならないなぁと。
今年は1年間に6回折り込みチラシを出し、1枚のチラシに3~5コースのペースでLTBを開催する計画。
ざっと計算しても1回の折り込み募集で70人~100人。
年間でおおよそ400人~600人を相手にボウリングを教える事になる。
もちろん、俺だけではない。
一人でこの人数やったら死ぬ。
まぁでも半分は俺なのだろう。
今だかつてない規模。まさに攻めの営業。
もちろん、受講者の全員が続ける訳では無いが、70%~の定着率を目指す。
ボウリングの魅力を教え、ボウリングを好きになって貰うLTB。
プロ入りから幾度となく行って来た。
ボウリングが存続していく上では絶対必要な仕事だ。
問題はリーグにした後だ。
1年後、2年後…人数は減って行く。
当然、続けたいのに健康上の都合でやむを得ず辞めるケースもあるが。
ボウリングが上達しないから辞めるケースは指導力不足。
今までの指導は上達の為の指導では無くて、続けて貰う為の指導だったのかなと。
ボウリングを続けて行くにあたり健康維持に大きなメリットがある事は間違いないのだが、生徒さんは生徒さんなりに点数の目標を持っている。
むしろ持たせてあげたい。
その上で目標を達成させるのは指導力だ。
今まではビジネスライクに続けて貰う為に一生懸命だった気がする。
上手になればなる程、快感度が増していくのはどの競技もそう。
上達の過程に対して壁はつきもの。
今まで避けてきた、厳しめの言葉を掛ける事も必要。
もちろん、一人一人の心技体を加味しながらだが。
週に1回だけのリーグじゃあ限界があるのだ。
今、ボウリングのピラミッドの頂点が危うい。
ピラミッドの頂点とはコアなボウラー(競技ボウラー)の事。
JBC・NBF・ABBFと毎年会員が減少。
歯止めが効かない。
競技ボウラーが少なければメーカーも潰れてしまう。
最近、棚橋ともこんな話ばっかしている。
指導力には個人差がある。
指導力に優れた指導者は色んな形で優遇される事になるが、優遇された指導者は他の指導者に自分の腹は見せたがらない部分もある。
今の業界の状況からして、そんな事を言ってられる状態ではないんだけども。
指導内容を共有する事の難しさは他のスポーツよりも難しい。
そんな中、自分に対して包み隠さず言ってくれる人は本当に有り難い。
最終的には自分の出来る範囲になってしまうのだが、今の人間関係を大事にし、前進する事が業界の発展に寄与するものと信じる。

そんな事を考えていた矢先…
巨星墜つ…
JPBA1期生 すみ光保プロがおなくなりになりました…
初めて行ったインストラクター講習で講師をして頂いた事は今でも鮮明に覚えています。
良くエッセイを読ませて頂いて共感していました。
頭が良くて、オシャレで、ブレなくて。
本当にかっこいい人でした。
講義に熱をとても感じました。
この歳になって少し…だけ…近づけたか…
足元にも及ばない。
ボウリング一筋ずーっと突っ走っていたのだろうか。
多分、そうなのだろう。
少し自分とダブらせて考えていた。
俺はどうなのだろうと。
自分の未来予想図にボウリングを一生のライフワークとして図面にあるだろうか。
自分の今現在の結論は間違っていないのか。
人の死は考えさせられる。
心から御冥福をお祈り申し上げます。

次はレッスンについて書きます。

では。